本来の意味が伝わっていない?内祝いの由来
投票は、1月19日に公開した記事「『内祝い』無い方が楽?SNSに本音続々 『見返りが欲しい訳じゃない』の声も【読者アンケート】」の末尾で、投票作成サービス「トイダス」を用いて実施。4日10日までに寄せられた票を集計した。
そもそも内祝いは一般的な慣習なのか。「『内祝い』について、知っている?」と尋ねると、966票集まった。結果は「知っている」が86パーセント(830票)で、「知らなかった」は14パーセント(136票)にとどまった。つまり、ほとんどの人が内祝いについて知っているという結果になる。
続いて「『内祝い』について、どう思う?」という問いに対しては950票が集まり、「あったほうがいいと思う」は38パーセント(359票)、「ない方がいいと思う」が62パーセント(591票)と半数以上が否定的だ。
こうした結果について、マナーに詳しい岩下さんは、本来の意味が伝わっていないから戸惑う人がいるのではないかと推測する。内祝いの由来について、次のように説明する。
「内祝いでは、付き合いのある方々を家に招き、飲食を共にするのが一般的でした。家(うち)にあった祝い事をお披露目する意味合いを持ちます。
お披露目することで、その後も『あのときの』と気にかけ、見守っていただけます。幸せを分かち合うことで良好な人間関係を築き、助けあうことができました」