「建物が老朽化したのと、コスト増で価格帯を維持できなかった」
突然の閉店について、歌舞伎そばを運営している歌舞伎座の子会社「歌舞伎座サービス」の飲食営業部は5月2日、J-CASTニュースの取材に対し、事実だと認めた。その理由としては、次のように説明した。
「建物が老朽化してしまったのと、原材料などのコストが上がって価格帯を維持できなくなったためです。召し上がりやすい価格がお約束事になっていましたので、800円、900円に値上げするのは違う話だと思います。メンテナンスが必要になって休業しましたが、機材のコストがかかるなどして、元に戻すのも一筋縄ではいきませんでした」
歌舞伎そばが入居した建物は賃貸で借り上げており、今後については、家主の判断になって分からないという。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)