DeNA三浦監督は「よく我慢した」 好調の一因に「今永昇太の起用法」...元プロコーチが感じた配慮

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「三浦監督はよく我慢したと思います」

「今永投手が戻って来たことによって他の投手も影響を受けている。中でも元々良かった左の先発投手である東投手、石田(健大)投手に好影響を与えている。2人は今永投手が不在の時も頑張っていましたが、今永投手が復帰してからさらに良くなっている感じがある。刺激され、競争意識もあると思います。良い緊張感を持って投げているように見えます」

   そして「三浦(大輔)監督はよく我慢したと思います」とし、「今永投手を早く使いたいというのがあったでしょうが、先を見越して時間を与えた。ピッチャー出身の監督ということもあり、投手への配慮をしっかりしていたと感じる。今永投手にしっかりと調整期間を与えたということが今シーズンのDeNAの戦いに大きくプラスに作用するかもしれません。今のところ投手陣が崩れる要素が見当たらない」と語った。

   4月30日時点で2位阪神に3ゲーム差をつけて首位を快走。5月3日の広島戦には20年に大リーグのナ・リーグでサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に輝いたトレバー・バウアー投手(32)が先発を予定しており、出遅れているタイラー・オースティン外野手(31)の1軍合流も近いとみられる。

   橋上氏は「ひとつのポイントとなるのは交流戦。ここを乗り切れればそのまま行ってしまう可能性も十分にある。追いかける1番手は阪神ですが、ここまでの戦いぶりをみるとDeNAと戦力的に差が出つつある。今後のプラス要素を考えるとDeNAの方に上積みがある」と指摘した。

   5月2日からホーム横浜スタジアムで3位の広島と3連戦、5日からは敵地・神宮球場でヤクルトと3連戦を予定。5月30日からセ・パ交流戦が開幕する。

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