2023年4月26日に放送された「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK総合)に対し、視聴者から驚きの声が相次いだ。「こんなにボカシが入ったプロフェッショナルはかつてあっただろうか」といった反応だ。
様々な職業を取り上げる同番組のこの日のテーマは「麻薬取締官」。番組スタッフが厚生労働省の麻薬取締部の課長に密着し、張り込みなどの捜査の様子を伝えるものだった。
「その男は、名前も顔も、一切明かすことは出来ない」
番組冒頭、「その男は、名前も顔も、一切明かすことは出来ない」とのナレーションと共に流れたオープニングには、複数のカットにボカシがかけられていた。対象は景色や人物はもちろん、何らかのもみ合いのシーンなど多岐にわたり、これらの映像が流れる中、「麻薬取締官、X、53歳」のナレーションがあり、今回の取材対象が名前を公表できない人物であることが明かされた。
オープニングが終わり本編が始まると、スタッフが「麻薬取締部」と書かれた一室を訪問する映像が流れ、そこに現れたのが顔にボカシをかけられたX氏だった。X氏に導かれてスタッフが奥に進むと、そこには、どこにでもありそうなオフィスの光景が広がっていた。だが、そこで働く人々の顔には全てボカシがかけられていた。
X氏へのインタビューが始まると、声に対してはボイスチェンジャーを使うなどの加工の痕跡はなかったものの、その顔にはやはりボカシが。時折、顔のパーツの位置は分かりそうになるものの、表情までは判別できない状況だった。番組が進むと、X氏が作業服に身を包み、マンションの作業員を偽装して捜査を進める様子の取材が始まった。
「ずっとボカシというカオスな回だったwww」
X氏ともう1人の麻薬取締官がマンション前に到着すると、映像は2人の首から下以外の全てがボカされ、画面のほとんどがボカシという事態に。マンションの管理室らしき場所で防犯カメラの記録を確認するシーンも同様だった。画面がオフィスに戻ると密売人のスマホ内の記録の解析結果をPCで確認する作業のシーンが映ったが、当然、その画面にもボカシがかけられていた。
45分間の放送では、ラストまで同様のボカシだらけの映像が続いた。このため、視聴者からは、
「出演は麻薬取締官 そうよね...ボカシだらけだったけど見応えがあったな」
「流石マトリ全員顔にボカシ笑。そりゃ絶対顔割れちゃいけないもんな」
「今日の#プロフェッショナル ずっとボカシというカオスな回だったwww」
「今日のプロフェッショナル、画面見る必要ないくらいのボカシ」
「プロフェッショナルがもうモザイクだらけですごい」
といった驚きの声がツイッターに上がった。その一方で、「プロフェッショナル、ボカシが甘すぎる 危ないじゃん」「プロフェッショナルみんなモザイクだ...、と思ったけど以外とモザイク薄いけど大丈夫?って心配になっちゃう」と危惧するような声もあった。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)
【いよいよ来週】
— プロフェッショナル仕事の流儀 (@nhk_proff) April 19, 2023
4/26(水)夜7 時57 分からは
「#麻薬取締官・X」
「名前も顔も明かせない」番組史上初の主人公。
数々の大型事件を解決に導いてきた
「#マトリ のエース」の執念の捜査に密着しました。
今年度初の #プロフェッショナル
ご期待ください!
????番組HP????https://t.co/Rq9ANZgCqK pic.twitter.com/yTcHZ51s5p