続いた理由は、「活動に対して反響を頂けたことです」
活動辞退を伝えたツイートは、4月27日11時現在、4万6000件を超えるリツイート、20万6000件超のいいねが寄せられている。
活動辞退表明について、「正直どうでもいい」と冷ややかな目もあるが、ツイッター上などでは残念がる声も上がっている。「何回かサイゼリヤ警察に踏み込まれたな。懐かしい」「あの時は過ちに気づかせてくれてありがとう」といったエールが続々と寄せられた。
別の表現への警察に転職するよう勧める声も相次いでいる。シャープの公式ツイッターは、「転職はキヤノン警察をおすすめします」と投稿して話題になった。キャノンなどと誤る人が多いためらしい。また、任天堂のゲームシリーズ「ファイアーエムブレム」のキャラクターデザインを手がける漫画家のコザキユースケさんは、「ファイアーエムブレム警察への再就職という道は如何でしょうか。今度はヤではなくアに正す仕事内容になりますが」とツイッターで提案していた。
サイゼリヤ警察は26日、ツイッターのダイレクトメッセージ(DM)を通じてJ-CASTニュースの取材に応じ、活動辞退表明に至った事情を詳しく説明した。
きっかけが14年前のカンブリア宮殿放送での会長発言を知ったことなのか問うと、「仰る通りです」と答え、リプライで指摘されて放送内容に触れたブログを見て初めて気づき、活動の目的を失ったと改めて説明した。
ツイッターでは4月3日、「転職しまして今日から新しい職場」と明かしており、そのことも理由か聞くと、「新入社員になりますので忙しさはありますが、転職が理由でサイゼリヤ警察を辞めようと思ったことはありません」と答えた。会長発言を知った以外の理由はなく、ゆったりとした活動を楽しんでおり、引退することは考えていなかったとした。
26日の投稿では、大学4年間サイゼリヤでアルバイトしたという交際女性から、サイゼリアと表現する人とは別れると言われ、そんな目に遭わないように活動を始めたと振り返っている。取材でも、「彼女に振られたことが原因で活動を思い立ちました」と明かし、3年5か月も続いた理由について、「活動に対して反響を頂けたことです」と説明した。