補選「3戦全敗」、先行き多難の立憲民主 解散風強まるも...維新は「共闘」明確否定

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「1+1+1が3になるとは限らない。1+1-2になれば0になる」

   日本維新の会は、岡田氏の「一本化できていれば、かなり余裕を持って勝てた」との見方には否定的だ。4月24日午後に開いた記者会見では、藤田文武幹事長が次期衆院選で「全ての選挙区を対象として擁立作業をする」と発言。馬場伸幸代表は千葉5区について

「1+1+1が3になるとは限らない。1+1-2になれば0になる。そういう意味で、有権者の皆様方は、考え方が違う、政策が違う、そういう政党が選挙のときだけ組んで、そして何か『結果が出た!万歳万歳!』ということを言っても、それは野合、談合、もたれ合いでしょ、と感じていると思う」

などとして一本化の効果には否定的な見方を示した。仮に野党統一候補を立てて当選しても、すぐにどの会派に所属させるなどについて争いが起きるとして、

「我々が他党の議席を増やすために協力をして、違う選挙区で協力をしてもらう、というようなことをしても、虚像である自民党を倒すことは絶対にできない」

とも指摘。次のように話し、他党との選挙協力を明確に否定した。

「目の前のそういった議席を取るという考え方ではなしに、我々は政権政党を目指しているわけだから、他党との協力はやらないという考え方で、特に次の総選挙は戦っていく。それが大方針としてやっていきたい」

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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