「サイン本の価格を暴落させよう!」作家が自ら取り組んだ転売対策
書籍の転売対策として著者自らが行った事例もあります。
直木賞作家の今村翔吾さんは、自身のサイン本が定価の10倍以上の価格で転売されていることを知り、ならば数を増やして価値を下げようとサインを書きまくるという対策を思いつきました。転売ヤーへの怒りから「暴落させよう!」と発奮し、1万冊以上の自著にサインを書いたのです。
直木賞作家・今村翔吾先生のサイン本高額転売への対応が転売対策として効果絶大だった「価値はむしろ高まってる」 - Togetter
今村さんの行動にTwitterは大盛り上がり。「数が少ない(貴重)から値がつり上がるんだもんね」「プラモとかアーティストのグッズも、再販や追加生産ってマジで効果ある」と、需要と供給のバランスを正すことの効果を評価する声が出ました。