名城大、一般入試の得点集計ミスで謝罪 13人が追加合格...費用負担などの対応も発表

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   名城大学(名古屋市)が2023年4月20日、23年度の一般選抜入試で得点集計ミスがあったとして、公式サイトで謝罪した。

  • 名城大学(名城大学公式サイトより)
    名城大学(名城大学公式サイトより)
  • 名城大学の謝罪文(名城大学の公式サイトより)
    名城大学の謝罪文(名城大学の公式サイトより)
  • 名城大学(名城大学公式サイトより)
  • 名城大学の謝罪文(名城大学の公式サイトより)

「誠心誠意対応をさせていただきます」

   発表によると、集計ミスがあったのは薬学部薬学科の試験。対象は、23年2月1日実施の一般選抜A・F方式の「化学」だ。

   名城大学は誤りの内容として、マークシート方式問題の一部設問で正答を誤って設定したまま得点を集計するミスがあり、再度得点集計をやり直したと伝えている。これにより、新たに13人が合格となったと明かした。

   新たに合格となった対象者には、受験生向けポータルや電話などで連絡するとしている。4月下旬というタイミングだが、追加合格者も「修学上の配慮」を踏まえたうえでの入学が可能だとしている。

   また、入学を希望しない人を含めて、「合格通知が遅れたことにより生じた費用(他大学への入学手続き金等)」については、誠意をもって対応するとした。

   大学側は、「受験生及び保護者、並びに関係者の皆様には、多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪し、

「今回の誤りにより影響を受けた合格者の方に対しては、ご本人の意向に沿う形で誠心誠意対応をさせていただきます」

   と方針を伝えた。「再発防止に万全を期すようにいたします」とも伝えている。

   大学サイトの説明によると、一般選抜A方式は3教科型の個別学力試験が必要な入試方式。1日程につき1学部1学科受験可能で、試験日が重ならなければ併願可能だ。また、F方式とは「A方式」と「大学入学共通テスト」の結果を利用して合否判定する入試方式となっている。

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