アレルギー食品を無理やり食べさせられた...知人体験を笑って紹介 人気バンドメンバー、ラジオ発言を涙の謝罪「無知すぎて...すごく浅はかだった」

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   人気3ピースバンド「seven oops(セブンウップス)」のMAIKOさん(35)は2023年4月20日、レギュラー出演するラジオ番組で不適切な発言をしたとして、涙を流して謝罪した。

   MAIKOさんは前日の放送で、周囲に無理強いされてアレルギー食品を食べた知人の話を紹介していた。

  • seven oopsツイッターより
    seven oopsツイッターより
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「大丈夫、看護師も救急車も病院も用意している」

   セブンウップスは、2004年に「7!!」名義で結成。『NARUTO-ナルト-疾風伝』『四月は君の嘘』『今日、恋をはじめます』『勇者ヨシヒコと導かれし七人』など人気映像作品に楽曲が多数起用され、地元の沖縄ではオリオンビール「オリオンスタイル」やローソンのCM出演もした。

   問題発言は、RBCiラジオ「具志堅ストアー」の放送回であった。リスナーから、ネコ好きにもかかわらず20歳でアレルギーを発症して触れなくなったとの悩みが寄せられ、MAIKOさんは「アレルギー持ってないからその気持ちがまだ分からない」とコメントした。

   パーソナリティーは「エビアレルギーの人の話を聞くと怖いじゃないですか、生死をさまようくらい。呼吸できなくなるとか。(自分のアレルギーを)知っといた方がいいなと思った」とアレルギーの危険性をかみしめると、MAIKOさんが「つい最近聞いた話」として、パーソナリティーと共通の知人であるA氏のエピソードを話した。

   A氏の30歳の誕生日会で、ホタテをケーキに見立てた料理が振る舞われた。A氏はホタテのアレルギーがあり、周囲も「かゆくて大変になるくらい。結構やばめのアレルギー」と重症度を理解した上だった。

   本人は拒否反応を示すも、「大丈夫、看護師も救急車も病院も用意しているみたいな感じになって、ていうノリがあって」「みんなが食べろ食べろってなって」断れる雰囲気ではなく、食べざるをえなかった。結局発症はせず、ホタテを食べられるようになったという。

   パーソナリティーは「話すなよ、この話」「聞いている途中、一回不愉快になった」と真面目なトーンで不快感をあらわにするも、MAIKOさんは「ああ、そう」と大笑い。「これ犯罪よ、一種の」と非難されるも、「でも、うちらが知らない身内のノリで...」と釈明した。

「無知すぎて、気軽にヘラヘラと放送で...」

   MAIKOさんは20日の番組の冒頭、「私の軽率な発言により、不快な思いをさせてしまった皆さま、本当に申し訳ございません」と声を震わせて謝罪した。

   話の意図は「(アレルギーを)克服できたという部分を伝えたかった」と説明するも、「そもそもアレルギー症状が出る人に食べ物を食べさせるって、しかも無理やり。どういうことなのって...確かにそうだなと。私はアレルギーに対して無知すぎて、気軽にヘラヘラと放送で電波にのせて話してしまった事が本当に申し訳なくて...」と落ち度があったとした。

   発言直後は問題性を理解していなかったものの、多くのリスナーからの指摘に加え、知り合いから電話もあり「すごく浅はかだった」と反省した。

   「思いやりと配慮をもって話せるようにしなければなと思いました。昨日の放送を聞いて嫌な思いをしてしまった皆さま、申し訳ございませんでした」と涙を流してふたたび謝罪した。

   (4月25日11時20分追記)見出しの一部を変更しました。

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