訪日外客、コロナ前の「3分の2」に回復 今後「さらなる大混雑」必至か...その背景は

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

中国本土から人気の渡航先は香港、タイ、マカオ、日本、韓国

   JNTOの「訪日旅行データハンドブック2022年」によると、19年に中国人が最も多く渡航した国・地域で最も多かったのは香港で、タイ、マカオ、日本、韓国と続く。現時点では、中国政府が中国入国の際に陰性証明を求めているのに加えて、日本政府は、直行便で日本に到着する乗客の約20%に対してサンプル検査を行っている。こういった水際対策が緩和され、日本への団体旅行が解禁された際の「伸びしろ」は大きそうだ。

   観光庁の「訪日外国人消費動向調査」によると、19年の訪日外国人旅行消費額は4兆8135億円。これを国籍・地域別に見ると、最も多いのが中国の1兆7704億円で36.8%を占める。2位以下の台湾5517億円(11.5%)、韓国4247億円(8.8%)、香港3525億円(7.3%)、米国3228億円(6.7%)を引き離しており「爆買い」が復活するかも焦点になりそうだ。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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