2023年4月20日にNHK総合で放送された衆議院千葉5区補欠選挙(23日投開票)の政治家女子48党の政見放送に、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏(26)が登場した。
オカモト氏は、12年から16年にかけて「岡本カウアン」の名義でジャニーズJr.として活動。23年4月12日に東京・丸の内の日本外国特派員協会で開いた会見では、故ジャニー喜多川氏から性的被害を受けたと訴えていた。
「政治家女子48党が自ら製作して提出したものを、そのまま放送します」
同党の政見放送では、立候補者の織田三江氏は登場せず、岡本氏のインタビューVTRが流れた。冒頭では「この政見放送は、政治家女子48党が自ら製作して提出したものを、そのまま放送します」とのナレーションがあった。
内容はオカモト氏が喜多川氏から性的被害を受けたと語るもので、ニュース番組風のテロップがつけられるなどの編集がされていた。約9分間だった。
放送を見た視聴者からは、「うっそ〜! NHKの政見放送で、こんなのやったの?」「朝6時台からNHK政見放送にてカウアンさんの告発を放送されたらしい おじいちゃんおばあちゃんびっくりしたとおもう」といった驚きの声が上がっている。
千葉5区では自民党から英利・アルフィヤ氏、国民民主党から岡野純子氏、織田氏、立憲民主党から矢崎堅太郎氏、日本維新の会から岸野智康氏、日本共産党から斉藤和子氏、無所属の星健太郎氏が立候補している。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)