「富裕層の中流・下層階級が東京の資本の大半を支配」
ランキングでは、1億ドル(約130億円)以上を持つ「センティミリオネア」、10億ドル(約1300億円)以上を持つ「ビリオネア」も集計している。このような超富裕層は、東京には必ずしも多くない。「センティミリオネア」が最も多いのはニューヨークで724人。ベイエリア(629人)、ロサンゼルス(480人)、ロンドン(384人)、北京(354人)と続き、東京は12番目で250人にとどまる。「ビリオネア」はベイエリアが最も多い63人。ニューヨーク(58人)、北京(43人)、ロサンゼルス(42人)、上海(40人)と続き、東京は14人で23位だ。
ランキングともに公開された解説では、東京の超富裕層の少なさについて
「富が比較的均等に分布しており、富裕層の中流・下層階級が東京の資本の大半を支配していることを示している」
と解説している。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)