阪神なぜハマスタで勝てない...元巨人コーチが「敗因」分析 連敗脱出に必要なものとは?

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「1度接戦で勝ち切るしかない」

「阪神は甲子園球場という広い球場をホームに持っている。横浜スタジアムは甲子園よりも狭いのでピッチャーはホームランに対する不安からより慎重になりフォアボールが多くなるとか、カウントを悪くするということが考えられる。打者は大きな球場から狭い球場になるので楽になるだろうと思われがちだが、狭い分だけホームランが打てそうな感じがして力むということもある。欲が出てしまって本来の打撃よりも悪くなるケースもある」

   阪神が次回DeNAと横浜スタジアムで対戦するのはセ・パ交流戦明けの6月23日で、3連戦を予定している。橋上氏は連敗ストップするためには「1度接戦で勝ち切るしかない」とし、次のように語った。

「先制して逃げ切るだとか、逆に阪神が逆転して勝つ。そういった試合で勝ち切らないとなかなか嫌なものを払拭するのは難しいと思います。『またやられるのではないか』という状況で勝ち切り、メンタル的に『もう大丈夫だ』という風に持っていくしかないと思います」

   18年ぶりの優勝を目指す阪神は開幕から好調を維持し4月18日時点でDeNAと同率でトップに立っている。19日は佐賀で巨人と対戦し、21日から敵地マツダスタジアムで広島との3連戦を控える。

   橋上氏は「優勝するには横浜スタジアムでの相性をなんとかしなければならない。苦手を作っていると優勝はなかなか難しい。最低五分くらいで戦わなければならないと思います」と解説した。

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