「ある種の緊張感と恐怖感、これまで以上に感じるように」
ただ、「今回のことに屈することなく、おびえることなく堂々と街頭演説などは続けていきたい」。街頭演説で有権者と対話することで政策が作られる面もあるためだ。
「そういうことがなくなるというのは、わが党にとっても非常に痛手だし、『ともに作り上げる民主主義』という観点からすると、そういったことができなくなる、あるいは萎縮してしまうということは非常に大きなマイナス」
一方で、「緊張感と恐怖感」が増しているのも事実で、葛藤を抱えながら街頭演説に臨んでいる。
「自分も曲がりなりにも政党の代表で、何が起こるか分からないという、ある種の緊張感と恐怖感は、これまで以上に感じるようにはなった。会場に入る時に、周辺をよく見渡してから入るような癖がついた。何かあるとは思わないが、何があってもおかしくない時代なので、そういう意味では緊張感を持ってやっている。その意味では、我々の握るマイクは命がけだし、一方でそのマイクを握って訴えないと、市井の国民の皆さんの真の思いや声をくみ取ることができないということもあるので、非常に葛藤を抱えながら、今日もマイクを持つことになると思う」
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)