「張は中国のボクシングファンの期待に応えた」
張はアマチュアボクシング出身で、地元開催の08年北京五輪スーパーヘビー級で銀メダルを獲得。4年後のロンドン五輪ではメダルを獲得することができず14年にプロデビューした。一方のジョイスは16年リオデジャネイロ五輪スーパーヘビー級の銀メダリストで22年9月にWBO世界ヘビー級暫定王座を獲得した。
中国メディア「捜狐」(WEB版)は、中国初の世界ヘビー級暫定王者誕生に興奮を隠さなかった。中国ではこれまでプロボクシングで3人の世界王者が誕生したが、最重量級のヘビー級王者はいなかったとし、張は中国のボクシングファンの期待に応えヘビー級正規王者への挑戦が有力になったと伝えた。
現在、世界ヘビー級は2人の正規王者が存在しており、オレクサンドル・ウシク(ウクライナ、36)がWBA・WBO・IBFの3団体王座を保持。WBC王座はタイソン・フューリー(英国、34)が保持している。WBO暫定王者の張はウシクとの王座統一戦の可能性が出てきた。
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— DAZN Boxing (@DAZNBoxing) April 16, 2023