ツッコミどころだらけの新人サポート制度
新入社員の離職率が高い会社では、改善に向けた取り組みを行うこともあります。しかし、その内容が対応する社員にとっては首を傾げたくなる方向性だったという話も。
ある会社で「新入社員サポーター制度」が始まった、というツイートが注目されました。
投稿したTwitterユーザーによると、中堅社員1人が新人5人を受け持つ形で「最低月2回飲みに連れていく」という制度で、辞める新入社員が多いことを受けて人事部が打ち出したとのこと。
「新人との月2回の飲み会必須、費用は自腹、報告書あり」......とある会社の「新入社員サポーター制度」が色々とヤバい -Togetter
注目されたのは、担当社員の負担の多さです。担当社員には業務時間外の対応となり、手当てもなく飲み代は自腹、その上報告書の提出も求められる形だったようです。投稿者も「マズイことに気がついてない人事部はもっとマズイ」と疑問を呈しています。
投稿を見たTwitterユーザーからは「中堅の離職率も上がるのでは?」といったツッコミから、実際に新入社員向けのサポート制度を導入したものの上手くいかなかった報告などが寄せられました。
新入社員の離職率を下げるための取り組みも、やり方によってはマイナスに働いてしまう可能性があることを示す例です。
Twitterの事例を見ると、新入社員の早期退職は決して珍しい出来事ではないことが分かります。新入社員として現状に疑問を抱いている人、先輩社員として新人の離職に頭を悩ませている人ともに、Twitterで過去に注目された話題を辿ると対応のヒントを得ることができるかもしれません。
以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド【J-CAST出張版】」でした。今回紹介したTogetterまとめを振り返りたい方はこちらからどうぞ。次回もお楽しみに。