人気が過熱するトレーディングカード「ポケモンカードゲーム」の新作拡張パック「スノーハザード」と「クレイバースト」が2023年4月14日に発売された。
東京・秋葉原の家電量販店「ヨドバシカメラAkiba」では前日の22時ごろから大行列がみられたとツイッターで話題になっている。
「販売方法を都度検討」
ポケモンカードをめぐっては、市場拡大などによって二次流通品のプレミア化が著しいという背景もあり、発売時の争奪戦が激しくなる一方だ。今作も例外ではなく、人気キャラクターが登場するなどとして注目が高まっていた。
都心にあるヨドバシカメラAkibaについては発売前日の13日、22時ごろから購入希望者による大行列が形成されているとの報告があり、話題になった。ツイッターでは「この時間でこれよ?ホントに死人が出るんじゃないかって思う」「ほんとにもうポケカはそろそろ規制した方がいい」といった声があがっている。客が数百人ほど並んでいて、警察がいたとする情報も出ている。
同店での販売方法や対応について、ヨドバシカメラ(東京都新宿区)の広報は14日、「商品の特性や数量等を踏まえ、販売方法を都度検討し、お客様に喜んでお買い物していただける様努めてまいります」とJ-CASTニュースの取材に答えた。
同日、ポケモンカードゲーム公式サイトでは、「『ポケモンカードゲーム』品薄への対応状況について」とする文書が発表された。商品全般が品薄になっているとし、「お買い求めいただけなかったお客様にはご不便をおかけし、心よりお詫び申し上げます」と謝罪し、下記のように伝えた。
「お客様のお手元へご希望の商品をお届けすることを最優先に考え、生産体制の継続強化、並びに不足商品の再生産と出荷を進めてまいります。
これからも皆様にポケモンカードゲームをお楽しみいただけるよう、全力を尽くしてまいります。何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」