英メディア・ロイター通信の日本語版が2023年4月10日の記事に掲載した、日本銀行の植田和男新総裁の写真が思わぬ注目を集めている。
遠近法の効果なのか、職員と比べてかなり小さく見える植田氏の姿に、ネット上では「合成?」といった声が続出。そうした反応を受けてか、12日までに写真は別のものに差し替えられた。
「合成?」「遠近法?」
話題になっているのは、ロイターが10日に公開した「共同声明直ちに見直す必要ない、首相と一致=植田日銀総裁」と題した記事。写真には、植田氏とその後ろに控える職員の姿を掲載した。
車のドアを開ける職員、歩き出す植田氏の2人は、遠近法の効果なのか、写真ではかなり体格に差があるように見える。ネット上では、
「この拭えない違和感は一体...」
「お付きの人がドア開けてるから、だいぶ手前にいるんじゃないかな?よけいに小さく見えてそう」
「合成?」
「遠近法で小さく見えるにしても違和感バリバリ」
などのリプライが寄せられた。
記事の写真は、4月12日までに岸田文雄首相と植田氏が握手を交わすものに差し替えられた。記事の末尾でも、「写真を差し替えました」と伝えている。