巨人は「新陳代謝が滞っている」元コーチ苦言 ベテラン頼みで「若手のチャンス少ない」

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「次の世代の柱になるような選手を育てるのも大事」

   昨オフは広島から長野久義外野手(38)を無償トレードで獲得し、ソフトバンクから松田宣浩内野手(39)を獲得。長野は今季2試合にスタメン出場し打率.267、1打点を記録し、松田は代打の切り札として7試合に出場し打率.125となっている。

   現役ドラフトで入団したオコエ瑠偉外野手(25)は開幕から好調で打率.391、1本塁打、3打点を記録している。それでも梶谷隆幸外野手(34)らとの兼ね合いで、スタメン落ちする試合もあった。

   橋上氏はベテラン勢が目立つ状況について「原監督が若手に物足りなさを感じて我慢してでも使ってみたいという選手がいないのかもしれません」とし、「これはスカウトから編成を含めてチーム全体の問題でもある。出場選手の平均年齢の高さが健全ではないということを首脳陣は分かっていると思います。原監督を含めて若い選手を使いたいという希望はあるはずだが、ベテラン勢を外してでも使いたいという若手がいないのが現状かもしれません」と分析した。

   さらに「ヤクルトのように連覇ができる戦力を整えるという事を考えた時、その場しのぎの戦力を繕ってもなかなか常勝チームは作れない。次の世代の柱になるような選手を育てるのも大事になってくる。チームの活性化を目的としたメンバーの入れ換えなど、今年は転換期にあると感じます」と語った。

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