亀田和毅の世界戦は実現するのか? 番狂わせで混沌のSバンタム級戦線、所属ジム会長が語る展望

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「交渉のタイミングを計っている段階」

   金平会長は「タパレス選手が次のターゲットになる。対戦すれば当然、和毅が勝ちます。十分に勝機がありKOできる。タパレス選手の印象は、全体的にスピードがなく結構打たせる。怖いのは思い切り打ってくる1発。スピード、テクニックに関してはサプライズ的なものはなく、和毅と対戦すれば自信がある」とした。

   スーパーバンタム級は元世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋、29)が転級したことにより世界的に注目を集める。井上は7月にWBC・WBO世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(米国、28)に挑戦する予定だ。タパレスの母国メディアは、早くも井上との王座統一戦に期待を寄せるなど盛り上がりを見せている。

   新王者陣営の動向は不透明だが、金平会長は「我々は次期挑戦者としての権利を持っているので権利を行使するだけです」とし、「タパレス陣営と交渉のタイミングを計っている段階です」と明かした。

   近日中にも交渉を開始し、10月の日本開催を目指す。金平会長は「和毅は海外で世界戦を組むことが多かったので今度は国内でやらせてあげたいという気持ちが強い。万全の準備をしてやりたい」と語った。

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