「おそらく戦後の女性の地位向上の社会的な取り組みの中で変化していったのでしょう」
酒蔵が女人禁制になったのはいつからなのかも聞いた。湊氏はその時期について、酒の生産が大がかりな道具で大量に仕込まれるようになり、男手が必要となった江戸時代からではないかとし、
「いつから解かれたかと言いますと、昭和30年代ごろ、灘の酒蔵では季節労働者が人手不足となり、女性が飯焚きの仕事として採用される様になったと伺っています。おそらく戦後の女性の地位向上の社会的な取り組みの中で変化していったのでしょう」
と、解禁されたとみられる時期について指摘。さらに、
「女性が酒造現場に出て酒造りをするようになったのは男女雇用機会均等法が成立して以降と考えられるかと思います」
と言及した。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)
綾は、万太郎が逃げ込んだ蔵を見つめ、足を踏み入れ…
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) April 6, 2023
「おなごが蔵に入ったらいかんですき!」
「酒蔵の神さんがおなごを嫌うき。酒が腐りよる!」
女が酒蔵に入ると、酒は腐ってしまうの…?#朝ドラらんまん #太田結乃 #嶋尾康史 pic.twitter.com/hvGz4YrzWu