遮断機降りた踏切に侵入→通過直後の電車撮影 「危なすぎる」著名写真家に批判殺到...本人謝罪

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   著名写真家のアンドレア・アストレアさんがSNSに投稿した訪日中の撮影風景に批判が相次いでいる。遮断機が上がる前に踏切の中に侵入し、通過した直後の電車をカメラに収める様子を公開していた。

   アンドレアさんは「aa.vision」の名前でイギリスを拠点に活動する写真家で、デザイン・編集ツール「Adobe」のアンバサダーも務めている。インスタグラムのフォロワーは25万人超だ。

  • 問題視された動画より(インスタグラム投稿は削除済)
    問題視された動画より(インスタグラム投稿は削除済)
  • 問題視された動画より(インスタグラム投稿は削除済)
    問題視された動画より(インスタグラム投稿は削除済)
  • 問題視された動画より(インスタグラム投稿は削除済)
  • 問題視された動画より(インスタグラム投稿は削除済)

「事故が起きてからじゃ遅い」

   発端となったのは、写真家として活動するユーザーの2023年4月9日のツイートだ。アンドレアさんがインスタグラムに投稿した動画のスクリーンショットを添え、問題視する内容だった。

   物議を醸したのは、カメラのレンズの性能を試すという趣旨の動画。アンドレアさんが訪日時に撮影したもので、車体には日本語の広告も載っていた。

   「走行中の電車でソニー100-400mmをテストする」とのキャプションを添え、遮断機が上がる前にアンドレアさんともう1人が踏切内に侵入し、通過した電車の後方車両を収めていた。インスタグラムの動画は10日昼までに削除されている。

   遮断機が上がる前に踏切に進入したアンドレアさんの行為を問題視したツイートは、10日昼時点でリツイートが7000、いいねが1万7000を超えるなど注目された。ユーザーからは

「日本ではコレはヤったら捕まるという事実を知らせるべき」
「通過直後でも危なかったりするから絶対にダメ」
「事故が起きてからじゃ遅い」
「ぇぇえ危なすぎる...もう電車見えてるやん」

などの批判が相次いで上がった。

本人は謝罪「ルールを知らなかった」

   アンドレアさんは9日のツイッターで、「この行為について謝罪させてください」と拡散された投稿にリプライ。そのうえで、「これは遮断機が上がる2秒ほど前の出来事で(ビデオを見ればわかります)、時間を調べ、列車の侵入がないことを確認していました。前後の文脈を説明すべきだと思いました」と補足している。

   その後も別のユーザーから、危険の有無ではなく行為そのものを問題視する指摘が出ると、アンドレアさんは「私の出身地にはこのような踏切はなく、ルールを知らなかった。次回はもっと気を付けます」と反省した様子を見せていた。

   アンドレアさんのツイッターは、フォロワー数は少ないものの、Adobeのイギリス公式アカウントにフォローされているほか、ドゥカティやベントレー モーターズなど複数の企業が、ツイートした写真のクレジットとしてアカウントを紹介している。

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