ツイッターを象徴する「青い鳥」のロゴが2023年4月4日に突如、ウェブ版のみ「柴犬」に変更され、驚きが広がっている。画面左上に表示されるほか、ページ更新時などにも表れる。6日夜時点でも、青い鳥は戻ってきていない。
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犬の名前は「かぼすちゃん」
ツイッターの青い鳥は数度のリニューアルを経ており、シンプルな見た目の現行版は2012年6月から使用されている。公開当時、ツイッタージャパンは公式サイトで、デザインは「様々なつながり、興味、アイデア」などを意味する3つの重なった円から考えられたとし、下記のようにコンセプトを説明していた。
「高い空の上から広大な景色を見渡すにしても、他の鳥たちと同じ目的に向かって進むにしても、空高く飛び立っていく青い鳥は自由と希望と無限の可能性を持っています」
新たに採用された柴犬は、ツイッター社を買収したイーロン・マスク氏が支持しているとされる仮想通貨「ドージコイン」に起用されているものと同じと目される。日本で飼われている「かぼすちゃん」といい、独特な表情の写真がインターネット・ミーム(ネットの面白ネタ)として海外で人気を博した。
写真はもともと、飼い主のブログ「かぼすちゃんとおさんぽ。」で2010年に公開された。ニュースサイト「SankeiBiz(サンケイビズ)」による21年6月の記事では、写真データがNFT(非代替性トークン)チャリティオークションに出品され、4億円以上で落札されたとも報じられてる。
ロゴ刷新後、マスク氏は4日のツイートで、過去に寄せられた「ツイッターを買収して鳥のロゴをドージに変えて」という意見を取り上げつつ、「約束通り」と伝えている。