小学館担当者の不祥事も
併せて「小学館の運営責任者による不適切な行動もありました」と報告した。施設の3月28日の謝罪文でも、「運営責任者が、一部の方に直接ご連絡するなど軽率な行為をとった」と記していた。詳細は明かしておらず、大学広報係はJ-CASTニュースの取材に回答しなかった。
SNSでは、騒動に言及した学生が、運営責任者から「勉強の為直接会って話したい」との旨のDM(ダイレクトメッセージ)を受け取ったと訴える投稿が拡散していた。
箭内氏は「新所長として、当件に不安と怒りを感じたすべての方々に、改めて深くお詫びを申し上げます」と改めて謝罪し、「再発の防止は大きな責務です。憎むべきすべての不適切行為が根絶される東京藝大を早急に実現する契機とする役目も負いました」と自らの役割を説明している。
藝大アートプラザは「時代とともに常に価値観を最適にアップデートさせ続けなくてはなりません」としており、「すべての新入生の学校生活、創作活動が、健やかで安全な日々であるために藝大アートプラザも、さらなる改革を進めて行きます」と誓っている。