ツイッターに伏字で投稿できるサービス「fusetter(ふせったー)」が2023年4月4日のツイートでサービス継続する意向を示し、「継続してくれるのめちゃくちゃ嬉しい」などと喜びの声が上がっている。
利用者の間では、ツイッターが外部サービスとの連携に用いる「API」の新プランを開始した影響で、今後の動向が注目されていた。
「ふせったーは今後もサービスを続けます!」
同サービスは信興テクノミスト(東京都品川区)が2012年に開始した。ツイッターアカウントと連携すると、文章の一部を伏字に変換したツイートを作成し、投稿に添付されたリンク先で全文を表示できる。公開範囲の限定が可能なうえ10万文字までの長文にも対応しており、「ネタバレ」を避けて感想を述べる際などに支持されている。
ツイッターをめぐってはイーロン・マスク氏の買収以降、仕様変更が相次いでいる。
3月30日にはAPIの新プランが発表された。無料プランでは月1500件までの書き込みができる。「ベーシック」は月額100ドルで、書き込みはユーザーにつき3000件かつアプリにつき5万件、読み込み1万件まで可能。また、企業などに向けたプラン「エンタープライズ」が展開された。発表を受けて、終了する外部サービスも出ている。
ふせったー公式ツイッターは同日、「Twitter API有料化のニュースでまたまたご心配おかけしています...ひきつづき作戦をねりねりしていきます!」と伝えていた。
4月4日になって、「ふせったーは今後もサービスを続けます!」と表明した。
「見守ってもらえるとうれしい」
今後については次のように意気込んでいる。
「いまは、みなさんの投稿データを引き継ぎするための機能を作っています 今後は大変な作業も多いのでおまたせすることがあるかもしれないけど、見守ってもらえるとうれしいです。これからもよろしくおねがいします!」
「むかしはユーザーさんが100にんくらいだったのに、サービス継続しようという選択ができるのは、ほんとうにみなさんのおかげです。こんな世界もあるのね...すすめばふたつ、がんばります」
投稿を受けて利用者からは、「他人の感動を奪いたくないネタバレ防止勢には本当に助かってるよ!」「良かったー!!!!!」「フォローしてる方々がよくふせったー使ってるから継続してくれるのめちゃくちゃ嬉しい」「応援してます!」と喜びの声があがっている。
【おしらせ】ふせったー作戦会議をしました。ふせったーは今後もサービスを続けます!
— 伏せ太@ふせったー (@fusetter) April 4, 2023
いまは、みなさんの投稿データを引き継ぎするための機能を作っています
今後は大変な作業も多いのでおまたせすることがあるかもしれないけど、見守ってもらえるとうれしいです。これからもよろしくおねがいします! pic.twitter.com/JDIgo7jJmA