改革なければ「そのお寺は無くなる」
ツイッターの反響には驚きつつ、「今時にしては当たり前のことが、ちょっと新しく感じていただけて嬉しい」と喜ぶ大藤氏。万松寺の取り組みについては「今のツールを使って若い人たちにも門戸を開こうというのが大きなテーマ」とも述べ、このような危機感を明かす。
「批判はあると重々覚悟のうえ、確実なものを一つ一つ起案し、実施していくということがこれからのお寺に求められていることだと私は感じています」
「お寺を今のままでやっていたら多分、そのお寺は無くなると思う」
例えば、アバターに成って気楽に相談できるバーチャルリアリティ(VR)の寺院の開設を目指して研究を進めている。心の病に向き合うべく、僧侶だけでなく臨床心理士を取り入れる構想もある。
「良いアイデアがあれば皆様に教えて欲しいくらい」と柔軟な姿勢をみせた。