「賽銭用コイン」キャッシュレスで販売 お寺のアイデアに反響...「批判は覚悟」住職明かす実施背景

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コインの再利用は無し、常に新品を販売

   着想を得たのは5、6年前。当時はキャッシュレス需要が高まる一方、賽銭への運用については認める金融機関がなかったため、コインを用いる代替案が出たという。コロナ禍を経て、昨年になって実現の目途が立った。

   自販機の導入に踏み切った背景には賽銭泥棒の影響も。年に1度ほど、地面に埋まる支柱を引き抜いてまで賽銭箱を持ち去るといった事案が生じていた、と大藤氏は参った様子をみせる。

   広報によると使用済のコインは商品に再利用しておらず、今後も予定はない。販売機では常に新品を扱っているとし、「記念のお土産として購入されるお客様もいらっしゃいますので、このような形態となっております」と説明した。

   同寺はほかにも、キャッシュレス対応した「デジタル賽銭」や公式通販「WEB授与所」などの施策も実施している。

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