新聞業界を襲う「用紙値上げショック」 スポーツ紙、地方紙が続々値上げ...一気に3割増の社も

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夕刊紙、スポーツ紙も...

   県紙よりもカバーエリアが小さい地域紙は、23年に入ってから10紙以上が値上げを発表したり、実際に値上げに踏み切ったりしている。値上げ幅が10%を超える社も多く、中も熊野新聞(和歌山県新宮市)は4月に月額1800円から2400円と約3割も引き上げる。値上げの経緯を説明する社告では、用紙代にも次のように言及している。

「おととしにはインクなどの印刷関連資材や他の資材の仕入れ価格が2~3割増し、今年2月からは新聞用紙の仕入れ価格が約4割増しとなりました。製紙会社からはさらに2割程度の値上がりを予告されております」

   スポーツ紙や夕刊紙の大半も3月~4月にかけて値上げを決めたり、すでに値上げしたりしている。

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