張り紙掲出前はトラブルも
店主が29日、J-CASTニュースの取材に応じ、12項目はいずれも実際にあった例だと明かした。
店では張り紙などでマナーを案内する前から、周囲に迷惑がかかってしまい、改善が見込めない客には直接注意してきた。しかし、接客態度が悪いと受け取られ、強硬的になる客が少なくなかった。事前に呼びかけをすることで「お互いに摩擦なく利用していただけるのではないか」と考え、掲出にいたった。入店前にも口頭で確認するようにしている。
寄せられた意見には、「私達の方針は変わりません」とキッパリ。「お店の方針に合わないから利用しない、これでいいと思っています」と信念を貫く。
「いっそ子連れはお断りにした方が親切」との注文にも否定的だ。フォセッタの料理は子どもからも好評で、「手作りの本来の食材の味がわかるのか、本当によく食べると驚かれます。将来はこんな美味しい料理を作る人になりたいという子もいます」という。「お店に来たことも無い人の意見を取り上げて子供に悲しい思いをさせる事はできません」と吐露した。
店主は「私達の方針は全て子供そして子育てをする親御さんへの愛情から決めた事です。親御さんが主体となってマナーを教え私達はそれを手伝う。それが伝わる人にご利用いただければそれで良いと思っています」と改めて訴えた。