「これが出来ていないから責めるという気持ちはありません」
ツイッターでは、客の立場から議論を巻き起こした。
「子ども連れ歓迎=子どもなら何してもOKではないからね」「店が客を選ぶ権利もある」「私も子持ちだけどコレはわかる」と共感する向きがある一方、「いっそ子連れお断りにした方が親切では?」「(子どもが)静かにできるわけ無い」「私は行かない」と反発もあった。
店は反響を受けて3月16日に声明を出し、改めて説明した。注意事項は「私達の考え方、価値観によるもの」だとして、「これが出来ていないから責めるという気持ちはありません」と釈明する。
「子育ても様々な方針やケースがありますしそれぞれの考え方は尊重します。何にしても価値観や考え方の違いはあるものです」と前置きし、「自分の価値観や考え方に合う所を選ぶのがこれからの時代なのかなと感じています」と持論を述べた。
もっとも、同じ価値観を持っていても無邪気な子どもに徹底させるのは骨が折れそうだ。その際は、「見守るスタイル」だという。「根気強く教えていても改善されない場合は他人から言われると大人しくなる場合があります。その時はこちらからお声掛けという形で手助けしています。他のお客様も頑張って子育てしている姿勢が見られれば温かく見守ってくださいます。むしろ好意的に協力してくださいます。フォセッタに来てくださるお客様はそういう方ばかりです」
落ち着いて食事ができる環境づくりには客側の協力も不可欠だとして、「これだけしっかり自己主張するお店も珍しいと思います」とするも「リラックスして食事をしたい人のためにお子様連れのお客様もお気遣いいただければ」とリクエストした。