大人4人でワインを回し飲み、空瓶をプレゼント
ぱらきんさんらは、コラボ仕様の赤ワインと白ワインを1本つずつ購入した。少年の前に戻ると、「カンパーイ」と栓を開けワインを飲み始める。困惑した様子の少年に対し、ぱらきんさんの友人らは次のように声をかけた。
「あ〜飲み終わっちゃった!空ビン邪魔だな〜!」
「ごめん、俺達もう行かなきゃならないから、俺達の代わりにこのビン処分してくれない?ゴミ箱無いから家に帰って捨てるとかさ!」
運転を担当していた友人を除く大人4人で、ワインを回し飲みしたという。ぱらきんさんはなかなか苦戦したと振り返る。大人たちの意図に気づいた少年は代金を支払うと申し出るも、ぱらきんさんはこう述べた。
「あのね、俺達は君にゴミを処分してくれって言ってるのさ。ゴミを押し付けてお金もらうのはおかしいでしょ?こんな事頼んで悪いけどよろしくね!」
ぱらきんさんたちは、空になったワインボトルを少年に贈り、店を去った。
「その後我々かなり泥酔しまして記憶が定かではない場面もありますが、運転手も含めた我々の記憶を総合すると概ねこんな話です」
それから約10年経った2023年3月、ぱらきんさんは元少年と思わぬ再会を果たす。