元巨人コーチ、古巣順位予想はまさかの5位...阪神は「十分優勝狙える」 セ・リーグ6球団の戦力分析

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「ここにきてロドリゲス投手の問題は大きい」

「巨人は野手に関して言えば高齢化が進んでいる。レギュラーで出場する選手で若くてこれからという選手や大化けしそうな選手があまり見当たらないのが現状だと思います。オープン戦を見てもベテランを押しのけて出てくるような若手のプレーがあまり目立ちませんでした。坂本(勇人)選手があまり調子が良くないにもかかわらず、坂本選手に代わるショートがなかなか出てこない。投手陣に関しては、菅野(智之)投手が出遅れていますが、新外国人選手のビーディ投手とグリフィン投手が穴を埋めることができると思います。そこそこ勝てると思います。オープン戦を見る限りでは投球フォームのバランスが良く、制球に苦労しているようには見えませんでした」

   6位に予想したのは中日だ。立浪和義監督(53)就任1年目の昨季は最下位に沈んだ。今季は最下位脱出を図りたいところだが、開幕直前に大きな問題が生じた。契約しているキューバ出身のジャリエル・ロドリゲス投手(26)と連絡がつかず音信不通の状態に。米国への亡命報道もみられる。

   橋上氏は「ここにきてロドリゲス投手の問題は大きい。首脳陣は頭を抱えていると思います」と前置きし、次のように続けた。

「中日には良いピッチャーが多くいるが、その中で柱になるひとりが抜けるとかなりの痛手になる。もしロドリゲス投手が抜けた場合、他の投手で補わなければならない。色々なプランをもう一度練り直さなければならなくなる。ロドリゲス投手を先発として考えていた可能性もある。今年も計算のできるピッチャーでしたから立浪監督は慌てふためいていると思います」

   リーグ3連覇を狙うヤクルトは31日にホームの神宮球場で広島を迎え、阪神は京セラドームでDeNAと対戦。巨人は東京ドームで中日を迎えて開幕戦を行う。

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