珍しい廃車回送の列車で、情報の出所は「分からない」
トラブルの内容については、JR東日本八王子支社では、「警視庁の東村山署で対応していますので、警察に聞いて下さい」と話した。マナーが悪い鉄道ファンがいたかについては、「詳細については分かりかねます」としている。
トラブルのあったときは、青とクリーム色のツートンカラーで人気がある国鉄時代からの電気機関車EF64形が、「いろは」の愛称で知られる205系の列車をけん引して、新秋津駅に入って来た。駅には、22時過ぎから、約20分間にわたって停車している。
205系は、栃木県内のJR日光線を走っていた電車で、現役を終えて廃車にするため、栃木県内から長野県内の車両センターに移動しているところだった。今回の廃車回送について、JRでは、発表していないとしたが、なぜこの情報が出回ったのかについては分からないという。
警視庁の東村山署は3月29日、取材に対し、「新秋津駅での取り扱いはありましたが、広報事案ではありませんので、その内容をお話しすることはできません」と答えた。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)