エンゼルス大谷翔平選手の通訳で、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では侍ジャパンの通訳も務めた水原一平さんが、選手の家族にまで細かく配慮していたエピソードが話題になっている。
2023年3月25日放送の報道・情報番組「情報7daysニュースキャスター」(TBS系)で明かされたものだ。
「ラーズはきっともらってないなぁ」
水原さんは、かつて北海道日本ハムファイターズの球団通訳で、2017年に大谷選手がエンゼルスに移籍したことに伴い大谷選手の専属通訳として渡米。エンゼルスで活躍する大谷選手を公私に渡りサポートしている。
WBCでは、侍ジャパンのチーム通訳として大谷選手と共に帰国し、選手たちをサポートした。
WBCの舞台裏が明かされた25日「情報7days ニュースキャスター」では、水原さんの献身ぶりに注目が集まった。
番組は、日本で行われた一次ラウンドを終えた後、米マイアミへ渡ったラーズ・ヌートバー選手の家族に密着。一家は、大会をきっかけに仲良くなったという宮城大弥選手の家族と現地で再会。一緒にランチを楽しんだ。
ランチ中、ヌートバー選手の母・久美子さんが、試合のチケットをまだ受け取ってないと明かす。宮城選手の父・亨さんは「受け渡し行って、みんな持ってるんですよ。行きました? 選手のホテル」と説明する。
ヌートバー選手の父・チャーリーさんが「まだ行ってない」とすると、亨さんは「息子(宮城選手)が持って降りてきました」と説明した。久美子さんは「本当に? うちはラーズはきっともらってないなぁ」と心配そうな表情を浮かべた。
「一平さんが持っているみたいです」
宮城選手の妹が兄に連絡し、ヌートバー選手のチケットの行方を確認。すると、宮城選手から「通訳の一平さんが持っているみたいです」と返答があった。
久美子さんは「一平くん持ってる!? ラーズの分? うちの分?」と驚いた様子。「やっぱ一平くんもわかってるんだろうね。ラーズに渡しちゃやばいって」と、水原さんが選手の性格などを踏まえてチケットを管理しているではないかと推測していた。
ヌートバー一家は、無事にチケットを手にし、メキシコ戦を観戦できたという。
SNSでは、通訳や選手のサポートだけでなく、家族のチケットの管理までしているという水原さんの仕事ぶりに驚く声が上がっている。
「一平さんマネージャーのレベル超えてるやん お気遣い深い」
「ただの敏腕秘書やん」
「一平さん、超ファインプレー!ww」
「出来すぎる男!!水原一平!!」
「ラーズの(家族の?)チケット一平ちゃんが持ってるのがマジ有能」