認可保育所で保育士ら入れ替え「大幅体制変更」 運営「待遇面で不満訴えなし」...区「職員と溝あったと聞いた」

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「人事は事業者管轄で、どんな溝かは把握していない」

「これまでと同様、4月からも基準配置よりも多い人数を配置しております。新しく人形町園に配属になる職員の多くがモニカの既存職員であり、また、昨年度まで人形町園にいた職員も含まれます。引継ぎやお子様との保育に入っての関係づくりを3月1日より現在も継続的に行っております。入れ替わりや引き継ぎという普段とは違う業務が発生しておりますが、できるだけスムーズに新年度を迎えられるよう準備を進めております」

   保護者への説明会があったことを認め、「説明会ではしっかりと経緯をご説明し、ご参加いただいた保護者の皆様からのご質問にも、できる限り誠意を持って回答させていただきました」とした。

   モニカ人形町園での体制変更について、東京都中央区の保育課は3月27日、取材に対し、保育士らの大幅な入れ替えがあり、園長も新しく変わるとして、次のように説明した。

「モニカ側からは、運営と職員との間に溝があったと聞いています。人事については、事業者の管轄になっており、それがどんな溝なのかについては把握していません。区としては、残された子供たちや新しく入ってくる子供たちもいますので、十分かつ丁寧なフォローアップをするようにモニカ側に助言しました」

   4月からの新体制は、認可基準を満たしているとして、モニカ側に指導という形は取らなかったという。

   中央区では、19年3月に別の認可保育所で保育士らの大量退職が起きている。

   今回については、保育課は、「事業者に厳しい意見が出て、説明会を何度も行ったそのときとは、状況がまったく違います」と説明した。

「保護者の方からは、子供を転園させたいという話は来ていません。会社は説明責任を果たすべきだとの意見はありましたが、園側に伝えましたので、誠意を持って個別に対応していると思います」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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