松野博一官房長官は2023年3月23日の記者会見で、岸田文雄首相がウクライナに訪問した際に、ゼレンスキー大統領に「必勝しゃもじ」などを贈呈したと明らかにした。これに対し、SNSでは批判の声が相次いでいる。
「ゼレンスキー大統領への激励と平和を祈念する思い」
松野氏は、岸田氏の地元・広島の名産品「必勝しゃもじ」と広島の焼き物・宮島御砂焼による「折り鶴をモチーフにしたランプ」を贈呈したと明かした。
贈呈品選定の理由については、「ロシアによるウクライナ侵略に立ち向かうゼレンスキー大統領への激励と平和を祈念する思いを伝達するためであります」だと説明している。
これに対し、SNSでは「いらないと思う」「恥ずかしい」などの批判が相次いでいる。
岸田首相は3月21日、ウクライナに訪問し、首都・キーウでゼレンスキー大統領と会談した。岸田首相がポーランドの駅から列車に乗り込む様子を一部メディアが報じた際、積み込まれる物資に「うまい棒」と書かれた段ボールが映り、SNSで話題になった。
産経新聞は23日、段ボールの中身は広島の宮島で作られた50センチほどのしゃもじだと報じていた。
今朝、地元広島の自民党県連幹事長である宇田伸さんが、宮島名物大しゃもじを持って宏池会事務所に激励に来てくれました。
— 岸田文雄 (@kishida230) September 7, 2020
勇気百倍です!
多くの人の後押しを感じながら頑張って参ります。#岸田文雄 #キッシー #自民党総裁選2020 #分断から協調へ pic.twitter.com/jTPHBN2MrH