大谷翔平は「インタビューすら完璧」「愛さずにはいられない」 周辺国への配慮、韓国メディアが感激

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台湾メディアは「台湾に言及」を重視して伝える

   一連の発言は総じて好意的に受け止められた。

   「スポーツ韓国」は「インタビューすら完璧な大谷」の見出しで、

「本当に足らないのは何だろうか。インタビューで他国まで配慮する姿には本当に大谷翔平を愛さずにはいられない」

などと発言を絶賛。

   今回のWBCには中国や韓国、台湾(チャイニーズ・タイペイ)も出場したが、東アジアから決勝トーナメントに進出したのは日本のみだった。このことを念頭に、大谷選手の発言の意図を

「アジアチームで唯一8強に進出したチームが日本しかないということに物足りなさを込めたニュアンスだった」

と推測した。

   通信社の「ニューシース」は、

「大谷選手は、世界野球がさらに発展することを望むという点も言及した」

と前置きして、インタビューのやり取りを紹介した。

   台湾メディアも大谷選手の発言を伝えた。発言に特段の論評を加えて伝えているわけではなかったが、国際大会のインタビューで「台湾」という固有名詞が登場することを重くみているとみられ、自由時報は

「大谷翔平選手が優勝スピーチで『台湾』に言及、より多くの国が野球を好きになってくれることを願う」

という見出しで発言を伝えた。

   ニュースサイト「風伝媒」は、準決勝前のインタビューも念頭に「再び台湾に言及!」の見出しをつけて伝えた。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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