「今大会で価値を上げました」
決勝戦で登板の機会がなかった投手たちにも言及した。
「宇田川（優希）投手（オリックス）や湯浅（京己）投手（阪神）は体が大きくストレートは150キロ以上出る。球種も豊富で制球力も良い。投球フォームのバランスも非常に良い。宮城（大弥）投手（オリックス）、高橋（奎二）投手（ヤクルト）にしても魅力は十分にある。メジャーに行ったら即戦力でいけると思います」
さらに「おそらく山本（由伸）投手（オリックス）と佐々木（朗希）投手（ロッテ）の情報は大会前からメジャーの全球団が持っていたでしょう。決勝戦で投げたピッチャーやブルペンで待機していたピッチャーでいえばメジャーのスカウトがそれほどマークしていなかったと思います。今大会で価値を上げましたね。アメリカ代表のバッターはトップ選手が多かったが、彼らにしてみても衝撃だったでしょう。『日本のピッチャーはこんなに良いのか』と」と解説した。
橋上氏は自身がコーチを務めた13年大会と今大会を比較し、投手力のレベルアップを指摘した。13年大会には、田中将大投手（当時・楽天）、前田健太投手（当時・広島）、涌井秀章投手（当時・西武）、杉内俊哉投手（当時・巨人）ら豪華な顔ぶれが揃った。
「2013年の時よりもピッチャーのレベルは格段に上がっている」とし、「当時は軒並み150キロを投げるピッチャーはあまりいなかったですから。ブルペン陣に関しても今大会は他の国に引けを取らなかった。決勝戦を見る限り、アメリカの投手陣がまだ調整段階だということを差し引いても持っている能力は日本が上回っていたと感じました」と語った。
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— TBS 野球『S☆1 BASEBALL』 (@tbs_baseball) March 22, 2023
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今夜7時～WBC決勝
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