侍J決勝投手陣は「どのメジャー球団も欲しがる」 今永、戸郷、高橋宏、さらに...橋上秀樹・元WBCコーチが絶賛

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   ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝が2023年3月22日、米マイアミのローンデポ・パークで行われ、日本が米国を3-2で下し3大会ぶり3度目の優勝を飾った。

   日本は2回に1点を先制されるも裏の攻撃で村上宗隆内野手(ヤクルト、23)のソロ本塁打などで2点を獲得して逆転に成功。4回には岡本和真内野手(巨人、26)のソロ本塁打で1点を追加した。

  • 侍ジャパン投手陣(写真:AP/アフロ)
    侍ジャパン投手陣(写真:AP/アフロ)
  • 侍ジャパン投手陣(写真:AP/アフロ)

「メジャーのスカウトにしてみれば非常に魅力的だと」

   投げては先発・今永昇太投手(DeNA、29)が2回を1失点に抑え、3回以降は細かい継投で米国の強力打線に立ち向かった。1点リードの9回に大谷翔平投手(エンゼルス、28)がマウンドに上がり、最後はエンゼルスの同僚マイク・トラウト外野手(31)を三振に仕留め優勝を決めた。

   劇的な勝利で14年ぶりに世界の頂点に立った侍ジャパン。J-CASTニュース編集部は、13年WBCで戦略コーチを務めた橋上秀樹氏(57)に決勝戦を分析してもらった。

   橋上氏は大会を通じて日本の投手力の高さが際立っていたと指摘した。決勝戦においては、マウンドに上がった全ての投手がそれぞれ持ち味を発揮し、米国投手陣に引けを取らなかったと評価した。

   決勝戦では3回から戸郷翔征投手(巨人、22)、高橋宏斗投手(中日、20)、伊藤大海投手(日本ハム、25)、大勢投手(巨人、23)の国内組が繋ぎ、8回にダルビッシュ有投手(パドレス、36)が登板し最後は大谷が締めくくった。

   橋上氏は決勝戦における国内組の投手陣に関して「メジャーリーグのどの球団も欲しがると思います。日本球団の縛りがなく自由競争だったら高い契約金を払ってでも獲得したいという球団はいっぱいあるでしょう。日本のピッチャーは元々良いと言われているが、さらに良くなった。昔はコントロールと変化球という印象でメジャーの球団からすればあまり魅力を感じなかったと思うが、今はスピードを兼ね備えたピッチャーが揃っている。メジャーのスカウトにしてみれば非常に魅力的だったと思います」と語った。

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