2023年3月22日に行われた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝・日本対アメリカ戦で、最終回のマウンドに上がった大谷翔平投手が、最後に投じた一球が注目を集めている。
打席のマイク・トラウト選手から三振を奪い、日本の優勝を決めた一球が、14年前に日本がWBC優勝を決めた際にダルビッシュ有投手が投げたボールと球筋が似ている、というのだ。
「運命感じる」
3-2とリードした9回2死。大谷投手はダルビッシュ投手からバトンを受け、7番手としてマウンドに上がり、エンゼルスの同僚であるマイク・トラウト選手と対戦した。最後はフルカウントから空振り三振を奪い、優勝を決めた。
大谷投手が最後に投げたのは、右打者の外角に逃げるスライダーだった。2009年大会の決勝・韓国戦でダルビッシュ投手が優勝を決めたボールも、同じく右打者の外角に逃げるスライダーだった。このときも相手打者は空振り三振をしている。
この一致にネット上では、
「ドラマのような受け継がれてる感じがして素敵でした...!」 「同じ軌道なのも運命感じる」 「ダルから大谷にバトン渡ってまたスライダーで決めるのは熱いな」
という感動の声が集まっていた。
There it is! Japan wins the WBC for the 3rd time in history! ????
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) March 22, 2023
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