SNSで拡散、発見へ
まじろーはドーナツショップで撮影後、行方をくらませてしまった。女性が心当たりのある場所すべてに問い合わせを行うも、見つからなかったという。手詰まりになった女性は7日、まじろーの各種SNSアカウントで次のように目撃情報を募った。
「3月4日にまじろーが行方不明になりました。
20年以上一緒にいた大事な大事な友達です。当たれるところは全部当たりましたが見つかりませんでした。今、まじろーが無事でいてほしい、元気に帰って来てほしい。それだけを心から願っています。
まじろーを見かけた方はご連絡頂けましたら幸いです」
このツイートは20日17時までに、3万7000件のリツイート、4万7000件の「いいね」が寄せられる大きな注目を集めた。ツイッターユーザーからは多くの心配する声が寄せられた。
「私も20年以上一緒に過ごしたぬいぐるみをなくして、未だに探し続けている者です。なので、まじろーちゃんの主さんの気持ちを痛感しています」
「アルマジロのまじろーですね。かわいい。微力ではありますが私も探してみます」
「こんなに一生懸命探されているので、ぜひ見つかって欲しいです」
さらに紛失物を探すノウハウも多く寄せられた。取材に対し女性は「たくさんのアドバイスを頂き大変勉強になりました」と振り返る。特に「どこで、誰が拾って、どこに届けられる」かを想定することが大事だと実感したという。例えば商店などで拾われた場合、店で保管することもあれば警察に届けられることもある。
また紛失物が発見されるまでに時間がかかることもあるため、何度か問い合わせを行ったほうがいいとのアドバイスも寄せられたという。女性はこのアドバイスが今回の発見につながったと振り返る。まじろーは9日、バスターミナル東京八重洲に届けられていた。
「友人達が手分けして各交通、施設に問い合わせをしてくれたのですが、そのひとつに類似品発見の連絡が入りました。1回だけでなく時間を置いて数回問い合わせをしてくれていたお陰だと思います」