京都市立芸術大学は、所属教員が入学試験の解答の一部をSNS上に公開していたとして、2023年3月20日に公式サイト上で謝罪した。大学側は「本学の姿勢に誤解を生じさせる行為」だとしている。
「二度とこのようなことがないよう全学をあげて再発防止に取り組む」
「教員による不適切なSNS発信について」と題した発表によると、教員は3月17日に入学試験の解答の一部の画像をSNSで公開。投稿はすでに削除済みだとした。
大学は、投稿は試験終了後に行われたため合否判定には影響がないと説明。一方で「厳正たるべき入学試験に対する本学の姿勢に誤解を生じさせる行為」だとし、「本学を受験いただいた皆様をはじめ関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。問題を受け、「今後、二度とこのようなことがないよう全学をあげて再発防止に取り組み、学内の規定に基づいて厳正に対処してまいります」としている。