「1か月ほどの間で共産党の社会的地位を大きくイメージダウン」
著書で展開した主張については「ますますそう思いますね」と話し、松竹氏の除名をめぐって共産党が社会的批判を受けていることを指摘、
「このわずか1か月ほどの間で共産党の社会的地位を大きくイメージダウンさせてしまった。僕まで(除名処分を)やる。ますますあなたは党を混乱させているだけだ」
として、志位氏の辞任と党首公選制の導入を改めて求めた。
統一地方選については、
「単なる『2人目』ということではなく、共産党そのものが問われる。処分のあり方ではなく、共産党のあり方そのものが問われることになりかねない。それは多分、一斉(統一)地方選挙で相当議席を減らす、ひとつの要因になる可能性がある」
と、厳しい見通しを示した。
府委員会に呼び出された際には
「総選挙で大ダメージを受けることになる」
と警告したことも紹介した。共産党は21年の衆院選で、唯一の小選挙区の議席を守る一方で、比例は11議席から9議席に後退。統一地方選の余波で衆院選の比例票が減れば議席数に直結する構造で、鈴木氏は
「こういうふうにした志位指導部の責任は非常に大きい」
と述べた。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)