大谷翔平「予想外バント」は二刀流の賜物か 「投手の心理が分かる」強みに...元WBCコーチ分析

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「なんとか雪辱してもらいたい」

   イタリア戦では投打にわたって存在感を示した大谷。投手としては5回に2死満塁のピンチでタイムリーヒットを許し2点を失ったものの、最速164キロをマークしてイタリア打線をほんろうした。

   橋上氏は投手・大谷に関して「前回の登板に比べるとだいぶ良かった」とし、「ストレートに関しては立ち上がり手探りのような感じに見受けられたが、2回からは自分の思うところにコントロールできるようになっていた。首を振ってストレートを投げる場面が多かったように感じました。1次ラウンドで実戦を踏んだことで調整を含めて色々と良い方向に向かったと思います」と解説した。

   3大会ぶりの優勝へ一歩前進した侍ジャパン。準決勝の相手は優勝候補のプエルトリコかメキシコとなる。両国による準々決勝が米マイアミで18日に行われる。

   橋上氏は「プエルトリコは今回、厳しいグループを勝ち上がってきている。打撃に関しては圧倒的なパワーがある。日本が対戦した場合、ホームラン1発が命取りになりかねない。出会い頭のホームランをいかに防ぐことができるかが、勝負のポイントになると思う。メキシコは勢いづかせるとやっかいな相手。プエルトリコに勝って準決勝に進んだ場合、勢いが脅威になる」と分析し、最後に侍ジャパンにエールを送った。

「私がコーチとして出場した13年大会の準決勝でプエルトリコと対戦して負けていますので、プエルトリコと準決勝で対戦した際にはなんとか雪辱してもらいたいと思っています」

   注目の準決勝は米マイアミのローンデポ・パークで21日に行われる。

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