ヌートバーが抗議、実況席も混乱... WBCイタリア戦「疑惑のホームラン」めぐり議論紛糾

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   2023年3月16日に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝で日本はイタリアに9-3で勝利し、準決勝進出を決めた。

   この試合での判定がネット上で議論を呼んでいる。ダルビッシュ有投手が登板した8回オモテ、ドミニク・フレッチャー選手にホームランを浴びた場面だ。

  • ベースを一周するドミニク・フレッチャー(奥)とダルビッシュ(写真:AP/アフロ)
    ベースを一周するドミニク・フレッチャー(奥)とダルビッシュ(写真:AP/アフロ)
  • ベースを一周するドミニク・フレッチャー(奥)とダルビッシュ(写真:AP/アフロ)

「どっからどう見てもフェン直」の声も

   このとき、ボールは外野フェンスのラバー最上部に当たり、跳ね上がってスタンドに入ったように見えた。Amazon Prime Videoでの中継では、その場面が映し出され、実況席でも話題となった。

   試合を解説していた元日本代表監督の稲葉篤紀氏は、打球のはっきりとした軌道を確認できていないとしつつも、

「ホームランじゃないですね。ラバーの手前に当たってますね」

と指摘した。

   その後も中継では、実況アナも交えつつ、スタンドインかどうかの議論が展開。アナウンサーが「とにかく、ホームランということになりました」と結論付けるなど、やや混乱した様子だった。

   このとき、中継のカメラには、日本代表のラーズ・ヌートバー選手が審判に確認、抗議をしているような仕草も映っていた。

   結果として、栗山英樹監督がリプレー検証を求めることなく、そのまま試合は進んだものの、ネット上のファンの間では判定を巡る議論が過熱している。

「ダルビッシュのホームランのやつどっからどう見てもフェン直やん」
「判断の難しい部分だろうなぁ。接戦や負けていたらもっと言うてるだろうけど」
「フェンスの上部に当たって入ったらホームランなんだっけ?」
「ヌートバーはダルさんのためにも指摘したのかなまじで凄い」
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