俳優の門脇麦さんが主演を務めるドラマ「リバーサルオーケストラ」(日本テレビ系)が2023年3月15日の放送をもって最終回を迎えた。門脇さん演じる主人公・初音が「子犬感、可愛くて眼福」などと視聴者の注目を集めた。
「いつまでいてくれるんですか?」
元天才ヴァイオリニスト・谷岡初音(門脇さん)と、世界的マエストロ・常葉朝陽(田中圭)が、市のお荷物楽団「児玉交響楽団」(通称「玉響」)を再生するストーリー。
負けたら解散を迫られる玉響が、ライバル「高階フィル」との演奏対決に臨み、見事勝利を掴んだ。発表の瞬間、歓喜にどよめく会場と玉響のメンバーたち。初音も嬉しそうに朝陽の周りをぐるぐると周り、弾ける笑顔を見せる。活動の存続が決定したことを受けて、当初玉響の指揮者から外れる予定だった朝陽が残ることになった。
演奏会の帰り道、朝陽は初音に「玉響をここまで連れて来てくれたのは谷岡さんです。僕一人では成し得なかった。ありがとう」と感謝伝えると、初音も「私も、音楽の道に連れ戻してくれてありがとうございました」とお礼を言う。
そして、これからもしばらく一緒にいられることを知った初音は、朝陽の手を力強く握って「いつまで? いつまでいてくれるんですか?」とおおはしゃぎ。その手を必死に振りほどこうとする朝陽だったが、根負けし「...帰りましょう」と手を繋いだまま歩き出すのだった。
「回りクルクル子犬みたい」
4か月前はバラバラだったポンコツオケが、最高の舞台を披露するとともに感動のフィナーレを迎え、視聴者からはロスの声が続出。2人のプライベートな関係が始まりそうな幕引きだっただけに、「続編は映画がいいなー。劇場の音響で演奏聴きたい」「続編すぐにでもみたいよー!」などと希望が相次いでいる。
初音を演じた門脇さんといえば「ミステリと言う勿れ」「親愛なる僕へ殺意をこめて」(ともにフジテレビ系)などで見せたダークな役どころが印象的。しかし今回は一転、仲間想いで、朝陽に好意を素直に表す役柄を演じている。そうしたギャップに対し、SNSでは
「初音っち可愛すぎる~ 結果発表後 朝陽の回りクルクル子犬みたいだし」 「結果決まって大喜び初音ちゃんが朝陽さんの周りぐるぐる回るところ可愛すぎる ワンちゃんなの??」 「初音、最初は朝陽さんからあの手この手で拒否して逃げ回ってたのに、最終話でめちゃくちゃ懐いた子犬みたいになってるの笑っちゃう」 「いや~、初音ちゃんの子犬感、可愛くて眼福」 「門脇麦さんがやる役って何か別の顔を持つ難しい役が多くて、その度に演技力凄ってなるけど、今回の谷岡初音みたいなまっとうなヒロインやらせても流石だなあって思っちゃう」 「麦ちゃんってミステリアスなイメージがあったけど、こんなに可愛い女優さんだったなんて」
などとほっこりする声があがっている。