「今大会で強力な投手と対戦したかった」
イは大リーグ挑戦に向けてスコット・ボラス氏(70)と代理人契約を結んでおり、ボラス氏を代理人とするレッドソックスの吉田正尚外野手(29)と交流がある。WBC期間中に日本で吉田と会い、それぞれのサイン入りバットを交換した。
イはWBC1次ラウンド4試合全てに「3番・センター」で出場し、注目された日本戦では先発ダルビッシュからタイムリーヒットを放ち4打数2安打1打点。4試合通算で打率.429、5打点を記録し、出塁率は5割で出塁率と長打率を合わせたOPSは1.071だった。
代表チームは3大会連続の1次ラウンド敗退となったが、主力として存在感を示した。イは「今大会で強力な投手と対戦したかった。そんな強力な投手と対戦できるのは日本戦が唯一だった」とし、「日本戦でアウトになっても良い打球を飛ばすことができた。準備してきたことが出たと思う」と振り返った。