死球受けたヌートバーの態度を「挑発」呼ばわり WBC「睨みつけ騒動」を韓国メディア独自分析

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「韓国にも偉大な先輩がいるにもかかわらず...」

   注目したのは2点ビハインドで迎えた6回の守備の場面だ。無死1、3塁の場面で打席にラーズ・ヌートバー外野手(25)が入った。5番手キム・ユンシク投手(22)の2球目がすっぽ抜けヌートバーの背中を直撃。ヌートバーは怒りを隠さずマウンドのキムを睨みつけた。

   同メディアは、韓国ベンチはヌートバーの「挑発」に沈黙したとし、その理由を「ベンチリーダーの不在」と解説した。

   記事では、もし世界的なネームバリューのある韓国初の大リーガー、パク・チャンホ氏(49)や大リーグで16年間プレーしたチュ・シンス外野手(40=現国内リーグSSGランダース)がベンチにいたらヌートバーの「挑発」にベンチは黙っていなかっただろうと主張した。

   パク氏は今大会、地元テレビの解説者として現地を訪れ、大谷翔平投手(28)を励まし、ダルビッシュ有投手(36)から挨拶を受けた。同メディアは「韓国にも偉大な先輩がいるにもかかわらず代表チームは彼を生かせなかった」と嘆いた。

   そして世界の舞台で戦う時は、その規模に合ったベンチリーダーが必要であるとし、ベンチリーダーは選手の力となり頼れる存在だと強調。韓国にはすでにベンチリーダーとなるべく人材はいるので、あとはうまく活用するだけだとした。

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