WBC元コーチ、イタリアは「死に物狂いで来る」 大谷&ダルビッシュの調整には「若干の不安」

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「イタリアは非常にやりづらい相手」

   ヌートバーは1次ラウンドで打率.429、3打点を記録。4試合で4つの四球を選び、出塁率は.579と高い数字を残している。侍ジャパンの切り込み隊長として打線に勢いを与え、守備でも気迫あふれるプレーを見せるなど今や欠かせない存在となっている。

   打線が好調を維持したまま臨むイタリア戦。橋上氏はイタリア戦のスタメンを以下のように予想した。

   1番・ヌートバー(センター)、2番・近藤健介(ライト)、3番・大谷翔平(ピッチャー)、4番・村上宗隆(サード)、5番・吉田正尚(レフト)、6番・岡本和真(ファースト)、7番・山田哲人(セカンド)、8番・中野拓夢(ショート)、9番・甲斐拓也(キャッチャー)。

   イタリアはドジャース時代に野茂英雄氏とバッテリーを組んだマイク・ピアザ監督(54)が指揮を執り、イタリア系のアメリカ選手が中心のチームだ。スポーツ紙などの報道によると、栗山英樹監督(61)はイタリアの印象について「バランスがいい」と評価している。

   橋上氏は「イタリアはメジャーで比較的経験の浅い選手や3Aの選手が中心となっている。一線級のメジャーリーガーが多くいるわけではなく、日本と同じようなレベルの選手が多い。非常にやりづらい相手だと思います。投手に関してはプールBよりもレベルが高く、日本の打者の真価が問われる試合になる」と分析した。

   さらに「イタリアの選手はモチベーションが高い」とし、「この大会で世界的にアピールができる。そういったところのモチベーションは高いでしょう。メジャーや日本球団のスカウトも見ている。自分自身をいかに高値で売るか。死に物狂いで来る。日本にとってはメンタル面が脅威になると思います」と解説した。

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