WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日本代表は2023年3月14日、栗林良吏投手(26、広島)の離脱と、代替選手として山崎颯一郎投手(24、オリックス)の招集を発表した。栗林投手は腰の張りを訴え、1次ラウンドの登板機会がなかった。
離脱した栗林投手に向け、ダルビッシュ有投手(36、パドレス)や山本由伸投手(24、オリックス)など侍ジャパンの投手陣は、インスタグラムの投稿を通じエールを送っている。
大勢「次会う時は敵ですね。負けない様に頑張ります」
栗林投手は21年の東京五輪の抑え投手として日本の金メダル獲得に貢献。今大会でも守護神候補として期待が集まっていた。しかし、1次ラウンド4試合では日本の投手陣の中で唯一登板がなく、腰の張りによる離脱が決まった。
ダルビッシュ投手は14日にインスタグラムを更新し、12日のオーストラリア戦後に撮られた、栗林投手を中心とした集合写真を投稿。「またいつか一緒に」と、今後の共闘を誓った。山本投手も同日「栗林さんの分まで!!」と今後の活躍を宣言。さらに「栗林さんベルト忘れてますよ」と、ロッカールームに置かれた栗林投手のベルトの写真を添えた。
チーム最年少の高橋宏斗投手(20、中日)は「栗林さんの分まで!! #栗林さんめちゃめちゃ優しい」と栗林投手の人柄に触れた。同じセ・リーグ球団の守護神を務める大勢投手(23、巨人)は「栗林さんにいい報告ができる様に頑張ります 次会う時は敵ですね。負けない様に頑張ります」と、今シーズンの活躍を宣言した。
また、湯浅京己投手(23、阪神)は「栗林さんの分までみんなで力を合わせて頑張ります!!!」、戸郷翔征投手(22、巨人)は「栗林さんの分まで頑張ります!」と、それぞれ意気込みを伝えた。